御由緒
本神社は、歴史の伝えるところでは江戸時代初期の元和年間(17世紀 西暦1615~1624)に、丁度、尼崎城の築城と同時期に城下町として城の東に計画的に配置され造営されたもので、御本殿は「檜皮葺流造」本殿覆・拝殿は「瓦葺流造」であったものを、平成4年に今上陛下が御即位の御大典を斎行遊ばされたのをお祝いして、平成の大御代を寿ぐ事業として、鉄筋コンクリート造(本社は国道2号線沿いの為、木造が不許)でほぼ原形のまま御造営されている。
末社に、稲荷神社と境内右手に「子安の池」(この池の水を呑めば子宝に恵まれる。安産すると地元で永く言い伝えられた池もあり、神功皇后をおまつりしている。)更に、樹齢千年に及ぼうと境内にうっそうと繁っていた楠の大木をおまつり(国道2号線敷設の際、やむなく伐採)した楠社の三社を擁する。
御祭事
睦月
一月
元旦祭 1月1日
1年の始まりを寿ぎ、宮総代が参列し、氏子崇敬者の皆様の1年間の家内安全、商売繁盛などの願い事を神前にお願いします。
とんど焼き 1月15日
新春の正月飾を焚き上げ、無病息災を祈念いたします。
節分祭 2月3日
節分の日、午後7時頃境内に鬼が登場します。豆まきで鬼退治した後は、熊野神社の宮総代さんに福豆を撒いて頂きます。是非、お参り頂き、福豆をゲットしてください。
二月
如月
稲荷祭
2月初牛の日に行う祭りですが、杭瀬熊野神社では、隣接する認定こども園くいせようちえんの入学式の日に行います。
卯月
四月
文月
七月
夏越祓
境内や、神社の周りに夜店が並び、拝殿の前には夏越の厄払いの『茅の輪』を設置し、たくさんの方がお参りされ、杭瀬が一番賑わうお祭りです。
拝殿の中では御神楽(おかぐら)が奉奏されます。誰でも拝殿に入って見ることができます。どうぞお参りください。ほかにも境内ではお楽しみ抽選付きの御神籤(おみくじ)を宮総代さんがお世話し、盛り上がります。境内特設ステージでは熊野敬神会が、お祭りファッションコンテストを行っており、境内は浴衣姿の参加者で大賑わいです。是非ご参加ください。